2013年に最も利用されたGメールのショートカットTOP10

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©http://www.google.com/intl/ja/mail/help/features.html

気づけば今年もあと残り1周間。
思えば今年はPCの前に座っていた時間が睡眠時間の次に長いのではないかと思うぐらいカタカタしていた年でした。

という事で今日は僕がPC作業の中でも多くの時間を費やしたGmailについて書いてみたい。
お世話になったお礼も込めて「2013年に最も利用したGmailショートカットTOP10」を勝手に発表します。

ショートカットはデフォルトではOFFとなっています。
Gmailを開いた状態で「?」を押し、「有効にする」を選択すればONになります。



それでは早速紹介していきましょう。
この10個を使いこなす事ができれば相当な効率アップになること間違いなし!

【10位】<Ctrl>+<Shift>+<9> 引用


相手側から複数の質問を1つのメールでもらった時には、質問を引用し、その下に返答を書く事が多いのですが、そういう時に超便利。

【9位】<Ctrl>+<k> ハイパーリンクの挿入


テキストを選択した状態で使えば上図の様な画面が出てきてすぐにハイパーリンクを設定できます。

【8位】<g>+<i> 受信トレイへ移動


メールを開いている時などにふと受信トレイを確認したくなる時が多いのですが、そんな時はこれを使って一発です。

【7位】<Shift>+<t> 受信メールから新規タスクを作成


Gmailには簡単なToDo機能がありますが、このショートカットを使う事により、タスクが瞬時に設定できます。
タスクのタイトルには件名が自動で挿入され、しかも「関連メール」というテキスト部分を選択すると該当メールを開く事もできます。

【6位】 <Shift>+<u> メールを未読にする


「このメールは後で返答しよう」と思った時にはとりあえず未読にするタイプなのですが、そんな時にはこれを重宝してます。
慣れてくると何でもかんでもとりあえず未読にしちゃいがちなので、気をつけましょう。

【5位】<f> 転送


もうここらへんからは王道なショートカットなので説明不要かもしれませんが、「FYI」とかつけちゃったりして転送する時に便利です。

【4位】<a> 全員に返答


「常に全員に返信する」という設定をわざわざしている人もいるらしいですが、これと「r」(送信主だけに返信)のショートカットさえ覚えていればOK。

【3位】<l> ラベル設定


マメな方はほとんどのメールにラベルをつけて整理していると思いますが、メール開いたり選択した状態で「l」を押し、つけたいラベルの頭2文字をタイプしてから「Enter」を押せば瞬時にラベルを付ける事ができます。

整理好きな方でこれを使っていない人は相当損しているので、ぜひ試してみてください。

【2位】 <Shift>+<Tab> メール送信


「デキる人は即レス」なんて言うけど、本当にデキる人はマウスを使わずの超即レスでしょう。
例えば「了解」とか短い返答をする場合はタイピングの時間よりも、マウスで送信ボタンをクリックするために要する時間の方が長い。そんなちょっとしたストレスをこいつが一掃してくれます。

【1位】<k> 新しいスレッドを表示


オフィスに着いてから受信トレイを開くと未読メールが溜まっているので、1つずつスレッドを開いて内容を確認して最初の30分が過ぎるなんて人は多いでしょう。
例えば上図にあるスレッド①を開いている状態でこのショートカットを使えばスレッド②を開く事が出来る。読み終えたらスレッド③、そしてスレッド④なんてスイスイと進んでいけます。
やっぱメールって読んでいる時間が一番多いので、読む時間を少しでも短縮できるショートカットに一番お世話になりました。

おわりに

という事で個人的に今年最もお世話になったGmailのショートカットTOP10を勝手に紹介させていただきました。
「これは知ってたけど、そういえば使った事なかったな…」というのがあればぜひ使ってあげて下さい!

1日の成約件数は6万件!?世界中で話題の宿泊コミュニティ「Airbnb」の概要まとめ

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©https://www.airbnb.jp/

世界中の宿泊先を掲載・発見・予約できるコミュニティサイト「Airbnb」(エアビーアンドビー)に最近ハマってます。

先日「TechCrunch Tokyo 2013」の会場にて日本のCountry Managerにもお会いする事ができましたが、日本専用のスタッフを雇い出すなど徐々に日本進出を進めているようです。

9月からは@Airbnb_jpで日本のツイッターアカウントも開始しています。

アメリカの都市部ではもはやホテルよりAirbnb経由の宿泊の方が多いのではないかと言うぐらい爆発的な人気を誇るサービスですが、まだ日本ではあまり知られていないようなので概要をまとめます。

個人宅などの空き部屋を検索し、レビューを確認してから即予約


もう見ての通りですが、あなたが格安の宿泊先を探しているのであれば、エクスペディアとかHotel.comを開く前にAirbnbでまず行き先を検索してみてください。
ホテルより便利な位置にある格安の空き部屋がきっと見つかるでしょう。

例えば日付を指定してロンドンで検索するだけで、その日に泊まる事のできる部屋が表示されます。
とにかく掲載されている部屋が非常に多いですし、地元の人の部屋を見ているだけで旅行をした気分にもなれるのでそれだけでも楽しめますよ。
©https://www.airbnb.jp/

物件紹介ページには借りる事ができる部屋やベッドの写真など必要な情報は全て記載されています。

©https://www.airbnb.jp/

もちろん利用した事があるゲストの口コミも確認できるので、安心できるホストが見つかったらすぐに予約する事ができます。

最高額1億円!?ホストもゲストも安心できる素敵な仕組み

©https://www.airbnb.jp/

部屋を掲載するホストがいなければサービスは成り立たない。
自分の部屋を掲載し、他人に貸し出すとなると当然いろんな不安があるでしょう。
そんな不安を一掃してくれる驚きの仕組みが「全ホスト保証制度」。

部屋を掲載するホストにはホスト保証が無料でつきます。
しかも保険業界屈指の定評を誇る「ロイズ・オブ・ロンドン」と提携しており、最高保証額は日本円で何と約8,000万円!
これが全予約毎回適用なんだがらもうスゴイとしか言いようがないですな。

また、支払いは全てサイト上で完結するので、ホストとゲストが対面した際のお金のやりとりは一切ありません。

更にホストの認証が徹底されており、E-mail、Facebook、LinkedInアカウントとの連携以外にも電話番号、オフラインID(運転免許証やパスポートなどの公式な身分証明証)との連携が可能となっており、極めつけにはプロフィール編集ページ上で自分の動画まで撮れてしまいます。
とにかくあらゆる手段で認証をより安心できる形で提供しています。


多くの方法で認証すればするほど、ゲストから見た信頼感が上がるのでやる気のあるホストは当然徹底的に自らの身分を証明するでしょうし、そういうホストにしかゲストは興味を示さないと思われるので自然と信頼できるホストだらけになるという仕組みでしょう。

とにかく「他人を自分の部屋に泊める」ことに対する不安を安らげる工夫があらゆる箇所に散りばめられているサービスです。

今やスタートアップの代表的な成功例

昨年のデータではあるが2008年に創業したAirbnbは4年間で非上場ながら評価額は既に10億ドル(約969億円)を超えている。

©http://www.slideshare.net/TravelNEXT/airbnb-travelnext-congres-2012

現在、世界10ヵ所の拠点を持ち、550人の社員を抱えているが日本にはまだオフィスはなく、アジアの拠点はシンガポールにあるとの事。

世界192ヵ国、3万都市に26万件の登録物件を持ち、2012年6月には通算で延べ1000万泊を達成したらしいです。

ちなみに1日の最高成約数は何と6万件!
アメリカでの平均成約金額は1泊70$(約7,000円)で平均成約泊数は3日間なのでこりゃ相当儲けてますな。。

長くなってしまいましたが、これだけ書けばAirbnbの凄さをお分かりいただけたのではないだろうか。

最後に

「ホテル業界を敵に回してる」とか「個人の部屋を貸し出しても問題ないのか?」とかネガティブな意見から入る人もいるかと思うが、既存の業界価格を破壊し、新たな経済を作ってしまう様なウェブサービスに法律が追いついている訳がない。

少なくともたった数年でこれだけの利用者が出てくるほどの需要があるという事は既に証明しているし、何よりも地元の人と旅人を結びつけて国際的な交流を新たに生んでいる事が素晴らしい。

これぞ最初から世界を視野に入れたグローバルサービス。
日本でも利用者が増えて、より多くの日本人に国際交流の機会を持ってほしいと思う。

年末年始に海外旅行に行く予定のある方は機会があればぜひ使ってみてください。
きっと世界が広がりますよ。

"TechCrunch Tokyo"のトリをつとめた「Strikingly」のCEOがで伝えたかった3つのこと

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中国人として初めてYCombinatorを卒業したDavid Chen氏の講演を本日参加した『TechCrunch Tokyo 2013』で聞く事が出来たのだが、何だか胸が熱くなったので書き留めておく。


YCombinator」を卒業する事が何を意味するかや「Strikingly」がどういうサービスなのか等については以下の記事を参考にしてほしい:
Y Combinator卒の中国人、Strikingly創業者も来日講演! (TechCrunch Japan)

今回のイベントでDavid Chen氏は最終プレゼンターとして登壇したが、「みんなも疲れてるだろうし、自分もクタクタなので資料とかはそんなに使わずに話させてもらいます」と言い放った後に、自分達がStrikinglyを立ち上げるまでにどのような経験を乗り越えてきたかをまるで物語を語るように話し始めた。

その中で3つの事を伝えたかったらしいので、その3つを紹介しよう。



1. やり続ける事(Don't quit)


Strikinglyを初めてYCombinatorへ持ちかけた時は実は受け入れ試験で落ちている。
準備万端で臨んだプレゼンは成功し、合格を確信していた彼らはすぐに寿司バーへ直行して勝利の宴を開催していたとの事。しかし食事中に不合格の連絡が来てからメンバー3名はまだ手が付けられていない寿司を眺めながら20分ほど黙り込んだらしい。

Chen氏が言うには成功間近だと思っていた時に大きな挫折を味わうスタートアップチームはモチベーションが砕けてしまい、サービスの勢いも衰えてしまうとの事。
しかし寿司バーで彼らは不合格通知を受けたサービスを更に磨き上げ、YCombinatorが間違っていた事を思い知らせるために今まで以上に結束し、最終的にはサービスが認められる。

ここでの教訓は諦めずにチームとして信念を貫く事が大切だと言う事ですね。

ちなみにこれだけだとありきたりなアドバイスだと思うが、Chen氏は立ち上げメンバー全員が同じメンタリティーを持つことが大切だと強調していた。

懇親会の時に彼と立ち話をしたのだが、実績も何も無いサービスに対して、何があっても折れる事のない強い気持ちを持つパートナーを探すのがおそらく最も難しく、最も大切な事だと語ってくれた。「メンタリティー」という単語を連呼してたけど、どうやらこれがお気に入りらしい。


2. まずはプロダクトの半分だけ作る(Build half a product)


多くのスタートアップはサービスを完璧に仕上げてから市場に出す事を目指すが、Chen氏に言わせればそれだと遅すぎるし、市場に出す前から完璧になる事は無い。

例えば彼は以前に無料機能しかなかった当時のStrikinglyサイト内に「プレミアム機能が利用できる有料商品へのアップグレードボタン」を設置したらしい。
プレミアム機能など用意していないのにだ。。
このボタンを選択したユーザーには「ただいま支払いシステムがメンテナンス中です。また後日お試しください」と表示されたようだ。
支払いシステムなど本当は存在しないのにだ。。

彼らは「プレミアム機能に申し込みたいが、支払いシステムはいつになったら準備できるのだ?」という問い合わせが来て、はじめてプレミアム機能と支払いシステムを作り出したとの事。

これだけ聞くと「何だか効率が悪いなぁ。事前にプランしておけばいいじゃん」とか思う人もいるだろうが、Chen氏のやり方は「まず試してみてユーザーの反応を見る」という形だ。彼の場合は本当に何も考えずにただただ試してしまうのだ。

とにかく彼らは計画や改善ばかりに時間をかけ、ユーザーへのサービス提供を遅らせる事を非常に嫌うようだ。

これは極端な例かもしれないが、例えば日本人が「外国人と英語が喋りたい」と思ったらきっと参考書を買ったり、TOEICなどを受けてある程度のスコアが出たら実践に挑むのだろうが、Chen氏だったらすぐにタクシーに乗り、外人がいるパブにでも言って積極的に話しかけるのだろう。

こう考えるとChen氏の考え方が功を奏する場合も大いにあるように思える。


3. スーパーファンを作る(Create super fans)


「カスタマーではなくスーパーファンを作る必要がある」と彼は何度も強調していた。
これは特に統計的な効果をChen氏が説明した訳ではないのだが、とにかく自分のサービスを大好きだと言ってくれるスーパーファンが不可欠だと彼は考えている。

スーパーファンはサービスを口コミで拡散してくれるし、困っている他ユーザーを助けてくれる時まである。Chen氏が来日する時はいつもユーザーの家に無料で泊まっているらしいが、これもスーパーファンが是非おもてなしをしたいと言ってきたとの事。

スーパーファンはマーケティング活動も代わりに行ってくれるし、クレーマーのケアまでしてくれる事だってある。そういうファンに支えてもらえるのが幸せなサービスだと言わんばかりに説明していた。

【後列の左から】僕、TechCrunch日本版編集長の西村さん、Strikingly CEO David Chen、
Readdle Marketing DirectorのDenys Zhadanov、AOLオンライン・ジャパン株式会社 代表取締役の奥江さん【前列の左から】Locaruu CEOのYuna Kimさんと最後にヤマハの小林さん



まとめ


Chen氏は数値、データ、お金などの一般的な経営者や投資家が重要視する項目についてはそんなに興味を持っていなく、とにかくユーザーを満足させ、ユーザーに好かれる事を目指しているようだ。

確かにカスタマーが増えればお金も増えるので経営者としては嬉しいが、おそらくChen氏のモチベーションはお金では動かないのだろう。

サービスを喜んで利用してくれるユーザー、サービスの素晴らしさを口コミで拡散してくれるユーザーなど、そういったユーザーのリアルな反応をモチベーションに変えてサービスを進化させている様に感じた。

ゴールドマン・サックスを辞めてまでスタートアップを立ち上げた彼らしい素敵な考え方ですな。

例えサービスが儲かっても、自分が楽しめてなければ意味がない。
お金を儲ける事が目的ならゴールドマン・サックスに残ればいいだけだ。

好きな事をやり続ける事がきっと彼の幸せなのだ。
好きな事だけをやり続ける事によってサービスが潰れてしまう事もあるかもしれないが、そうなればまたやり直せばいい。彼のスキルがあればお金に困る事はないので、例え失敗してもきっと何度でもチャレンジし続けるだろう。

だから彼はチャレンジを続けるために不可欠なモチベーションの上げ方を重要視し、自分にとって何がモチベーションアップにつながるかを把握した上で、そこに力を入れているのではないかな。

裕福に、そして自由に育った若いスタートアップ経営者の1つのパターンが見えた気がした。
彼のようなタイプはあまり日本からは生まれないと思う。
そういう意味でも有意義な出会いでした。

【まとめ】サッカーブラジルワールドカップ(W杯)のチケット概要はこれ読んでおけばOK!

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観戦チケットの第2次販売がスタート!

ついにこの季節がやってきました。
我が日本代表も1番乗りで出場を決めたW杯の観戦チケットがFIFA(国際サッカー連盟)の公式サイト(FIFA.com)にて受付を開始してます。



【関連記事】
ブラジルW杯のチケット販売は8月20日から…最高額は10万円
入場券販売スタート 7時間で百万枚超す申し込み


FIFA公式サイトで発表された「2014 FIFA World Cup Brazil™ Ticketing Fan Guide」にチケット概要が載っているのですが、英語のみだったので日本サッカーファンのためにも日本語で概要を紹介したいと思います。

© Getty Images

「そんな事したら日本戦チケットの競争率が上がってしまうじゃないか!」と思う方もいるかもしれませんが、今回の開催国は地球の反対側に位置するブラジルです。
航空券だけでも数十万円なのに現地ホテルの宿泊費が平均4万5,000円もするので、むしろ今回は多くの日本人が尻込みをして応援に行かないのではないかと予想しています。

なのでこういった情報を公開して少しでも日本サポーターが現地での応援に興味を持ってくれる事を期待して投稿します!

申し込みサイト&申込時に必要な情報

・オンラインでのチケット販売はFIFA公式サイト(FIFA.com)のみとなります。
・詳細はこちらのページ(英語)で確認できます。
・オンラインでの申込時に必要な情報は以下の通り:
 → 氏名や生年月日などの個人情報(FIFA.comのアカウント作成時に必要)
 → パスポート番号
 → クレジットカード情報

申し込み期間

申し込み期間は第1販売から第3次販売まで3つのフェーズに分かれています。
©2014 FIFA World Cup Brazil™ Ticketing Fan Guide
・フェーズ1
 → 抽選販売受付期間:8月20日 〜 10月10日
 → 抽選期間:10月11日 〜 11月4日
  ■ この期間で当選者発表やクレジットカードへの課金も行われます
 → 販売受付期間:11月5日 〜 11月28日
  ■ 先着順となります

・フェーズ2
 → 抽選販売受付期間:12月8日 〜 1月30日
 → 抽選期間:1月31日 〜 2月25日
  ■ この期間で当選者発表やクレジットカードへの課金も行われます
 → 販売受付期間:2月26日 〜 4月1日
  ■ 先着順となります

フェーズ3
 → 販売受付期間:4月15日 〜 7月13日
  ■ 先着順となります

※12月6日(フェーズ2開始直前)に本大会の組み合わせ抽選会があります。
 つまり、フェーズ2以降はグループリーグの対戦カードが分かった状態で申し込めます。

※先着順のフェーズはスピードが勝負です。クレジットカードがちゃんと使えるかや、  口座に十分な金額が入っているかなど予め確認しておきましょう!


チケットの種類(スタジアム内の席)

チケットは1試合最大4枚まで申し込めます。また最大で7試合まで申し込めます。
つまり当選するかどうかは別として最大28枚のチケットを申し込む事ができちゃいます!
(ただし同じ日に行われる試合を複数購入する事はできないとの事)

スタジアム内の席は以下のカテゴリーに分かれており、それぞれ価格が異なります:
(※スタジアムによっては異なる部分もあるかと思いますが、一般的な例として紹介します)
©2014 FIFA World Cup Brazil™ Ticketing Fan Guide
・カテゴリー1
 → 最も高額な席であり、「プライムエリア」と呼ばれる優先エリア内になります。
 → テレビで見ている様な角度でピッチ全体が見える席です。
 → W杯の時は違うかもしれませんが、通常の試合であれば座って観戦する人も多く、落ち着いてゆっくり見れる席です。

カテゴリー2
 → 2番目に高額な席であり、基本的にはスタジアムの角付近にあるエリアです。
 → こちらもカテゴリー1と同じく、比較的落ち着いてゆっくり見れます。

カテゴリー3
 → ゴール裏のエリアなので距離感が掴みにくいため試合の展開は分かりづらいですが、情熱的な応援団が集まる事が多いので、応援を楽しみたい方にはオススメです。

・カテゴリー4
 → 最も安価な席であり、ゴールの真裏に位置しています。
 → カテゴリー3と同じくこちらも情熱的な応援団が集まる事が多いので、応援を楽しみたい方にはオススメです。

・その他
 → カテゴリー4の半額チケットもありますが、ブラジル在住で60歳以上もしくは学生の方などにだけ提供される特別チケットです。
 → 障害者向けチケットもあります。こちらはほとんどのチケットがカテゴリー3の価格で購入できるという特別チケットです。
 → また、希望をすれば同伴者のチケット(恐らく1枚のみ)も無料で提供されます。

チケットの種類(試合の種類別)&金額

今回も「特定の試合」、「チーム指定」、「会場指定」の3パターンがあります。
各試合の日程や開催地をチェックし、自分にとってどれが最適か確認しておきましょう。
※全日程(開催地付き)が分かる公式シートはこちら
※以下に出てくる表内の価格表記はUS$です

・特定の試合のみ申し込むパターン(Individual Match Ticket)
 → 全試合の中から特定の試合を指定して申し込むパターンです。
 → 開幕戦はオープニングセレモニーもあるため高く設定されています。
©2014 FIFA World Cup Brazil™ Ticketing Fan Guide
・チームを指定するパターン(Team Specific Ticket)
本大会で各チームは3〜7試合行います。「Team Specific Ticket」が手に入れば、自分のお気に入りチームの全試合を観戦する事ができます。
このチケットのスゴイ所は「TST7」という7試合保障のチケットが手に入ればグループリーグから決勝戦まで全てのチケットが一気に確保できてしまう所です。
決勝戦のチケットだけが目当てなのにこれに申し込む人も結構いるとかいないとか。

追いかけるチームが例えグループリーグで敗退したとしても、「TST4」以上のチケットを持っていれば、、そのグループを首位突破したチームの試合を見る事ができます。グループリーグ首位突破のチームが決勝トーナメントで負けてしまっても、その負けた相手の試合を次に見る事ができます。こんな形で手に入れたチケットを全て使い切る事ができるようなシステムになっています。

※開催国のブラジルと同グループになった場合はオープニングセレモニーが含まれる 開幕戦を見る可能性が出てくるので、その場合は追加料金が発生するようです
※本大会への出場がまだ確定していないチームのチケットを事前に申し込む事も
 可能です。もしそのチームが予選敗退の場合は手数料(US$10)のみ取られます
©2014 FIFA World Cup Brazil™ Ticketing Fan Guide
・会場を指定するパターン(Venue Series Ticket)
特定の会場で行われる試合だけをまとめて見る事が出来るチケットです。
ブラジルは広大なので、別会場へ移動するだけで数千キロもある場合があります。
こういった移動の手配や身体的な辛さを考えると、同じ会場だけで試合を楽しむ形も良いかもしれません。

※開幕戦と準々決勝、準決勝、そして決勝戦は対象外ですのでご注意ください。
©2014 FIFA World Cup Brazil™ Ticketing Fan Guide

チケットの受け取り手段

今回は郵送で受け取るか、各会場にあるチケットセンターで受け取る事もできます。
過去の大会では会場でのみ受け取り可能だった事もあったと聞きましたが、チケットセンターに行列ができて大変だったそうですね…

※一部のチケットは各会場のチケットセンターでしか受け取る事ができないようです。
 例えば障害者向けチケットは障害者である事を現地で証明する事が必要との事。

チケットの転売について

当然、チケットの転売については認められないと思った所、FIFAが公式に「Official Ticket and Resale Platform」というプラットフォームを来年公開し、そこであれば何と正式にチケットを譲るなどと言った行為が行えるようです。

「チーム指定」や「会場指定」に申し込んでおり複数のチケットを持っている場合はその一部のみを販売する事も可能との事。
※ただし販売できるチケットは既に完売となっている試合に限る
※本申込者(チケットを申し込んだ代表者)のチケットは対象外

なお、チケットの名義変更についても来年FIFAが特設ページを公開する予定で、そこであれば名義変更も行えるようです。
※本申込者(チケットを申し込んだ代表者)のチケットは対象外

さいごに…

冒頭でも少し触れましたが、今大会は日本から見て地球の裏側にあるブラジルです。
最短でも24時間の飛行機移動があり、日本からの航空券だけで数十万円かかります。

またブラジルの面積は日本のおよそ22.5倍あり、例えば日本代表の全試合を追いかけるとなると最もキツかったと言われている南アフリカ大会の時よりも過酷な移動があるらしいです。
© FIFA.com
「移動はしなくていいから一つの会場でゆっくり見たい」という方もいるかと思いますが、現地ホテルの宿泊費が平均4万5,000円もするらしいので、飛行機の中で寝る事ができる弾丸ツアーなどと比べても高くつく可能性すらあります。

様々な楽しみ方がありますが、ご自身の中で優先順位をつけて、どういったプランが自分にとって最適なのかよく考えてからチケットは申し込みましょう!

大丈夫!
チケットの第1次販売の抽選受付期間は10月10日(木)なので、そこまではゆっくり考える事ができます!

こんな長い投稿を最後まで読んで頂き、ありがとうございました。
それではみなさん、ブラジルでお会いましょう!

お金をもらって書いてた雑誌での記事連載が終了しました

2013年2月6日(水)に月刊誌『GALAC』の3月号が発売されました。
雑誌内のMEDIA REVIEWという部分のITコーナーを担当させて頂いていたのですが、その連載も3月号にて無事に終了致しました。

毛がボサボサのペコです(切ってあげようと思ったけどまだ寒いのでとりあえず鼻周りだけ切ってあげましたw

月刊誌 『GALAC』(ぎゃらく)で連載させて頂く事になりました!」という記事を昨年9月に投稿してからもう半年が経ちましたな。

毎月1本の記事を書かせて頂きましたが、それぞれのテーマはこんな感じでした:

  • 【第1回】 なぜ今、注目を集めているのか? ~各社の有料オンライン動画配信サービス~
  • 【第2回】 もう一つの“クラウド”? ~ネット流の資金調達「クラウドファンディングの仕組み」~
  • 【第3回】  なぜiOS6ではGoogleマップが採用されなかったのか ~グーグルからの脱却というアップルの決断から見えてくるモバイルの未来~
  • 【第4回】  ソーシャルメディアはどうなっていくのか? ~「多数へ広く知らせる」から「少数へ狭く伝える」という新たなスタイル~
  • 【第5回】  「ソーシャル」の次は「パーソナル」 ~「NIKE+ FUELBAND」で自分を知る。自分を変える。~
  • 【第6回】  BORN MOBILE - 「デジタル・ネイティブ第3世代」? ~生まれながらにしてモバイルに親しんでいる世代~


雑誌で連載する事は非常に大変でしたが、貴重な体験をさせて頂きました。
半年間の連載を終えて感じた事は以下の通りです:

  • 字数制限(約1,000文字)があるため、本当に伝えたい事に焦点を絞らないと全てが中途半端になり何も伝えられない可能性がある
  • ブログの様にリンクを貼る事ができないので、分かりづらい単語などには簡単な説明を付ける必要がある
  • 原稿を入稿してから数週間後に雑誌が発売されるので、発売時に廃れてないトピックを選択する必要がある
  • 情報を常に集め続け、あらゆるタイプのネタをストックしておかないとすぐに書く事が無くなる

「そんなの当たり前じゃん」と思われる方もいるかもしれませんが、実際に連載してみて特に印象に残っているポイントは上記の通りなのです。

その他にも入稿期限があったり、お金をもらって仕事をしているので当然誤字脱字のダブルチェックがあるなど、ブログと違って大変な部分が色々とありましたが、雑誌連載という仕事を早い段階で経験できた事は本当に幸運でした。

今後もこういうありがたいお話があれば積極的にチャレンジしたいと思いますな。


また、連載時に様々な形でサポートしてくれた方々には大変お世話になりました。
ネタを提供してくれた方、ドラフト段階で面白さを採点してくれた方、誤字脱字のダブルチェックをしてくれた方、記事に合う画像の在り処を教えて下さった方、ありがとうございました~。

そしてこんな私に可能性を感じて下さり、連載の機会を与えてくれた「NPO放送批評懇談会」の皆様、本当にありがとうございました。


【参考情報】
NPO放送批評懇談会の公式ウェブサイトにある『GALAC』についての説明


GALACはこんな雑誌です。

1. 放送という「コンテンツ」にとことんこだわります。
「GALAC」は、地上波テレビ・ラジオ、BS、CS、CATVなどのコンテンツ、つまり番組に徹底的にこだわり 、これを批評し、放送メディアのあり方を考えます。 

2. 「ギャラクシー賞」の動向を伝えます。
「GALAC」は、優れたテレビ・ラジオ番組、CM、放送関係者に贈るギャラクシー賞の毎月の選奨状況を掲 載し、優れた番組や企画の発掘・推奨に努めます。 

3. メディアを「調査報道」します。
「GALAC」は、どの新聞・テレビ系列にも属さず、行政からも完全に独立する放送批評懇談会の自由な立 場を最大限に生かし、メディアが抱える問題を鋭くえぐります。 

4.「読者参加型」の開かれた雑誌です。
「GALAC」は、読者の寄稿を歓迎します。番組批評「TVベスト&ワースト」などさまざまなコーナーに読 者のダイレクトな声を反映させます。