私も人は他人と関わったり、交流をすることで「進化」すると思う。
今まで世の中に存在しなかった新しい「何か」が生まれる時はどんな時だろうか?
あらゆる過程があるとは思うが、最初に起こる最も重要なステップは人が人と出会い、コミュニケーションを取ることではないだろうか。
人と人が出会い、コミュニケーションを取り、新しい「何か」が生まれる。こうやって人類は今まで進化を続けてきたと私は強く信じている。
誰かに何かを伝えたい時の代表的なコミュニケーション法にはどのようなものがあるかちょっと考えてみた。
個人的な意見ではあるが、伝わりにくいメソッドから挙げていきたい。
- テキスト形式(E-Mailやチャット等)
- 電話
- ビデオ電話
- 実際に会って話す
この4つがすぐに出てきたのだが、この中で最も新しい「何か」を生み出す可能性のある方法が③の動画を使ったコミュニケーションだ。
確かに④の「実際に会って話す」というコミュニケーション法が大多数の人々にとって最も情報を相手に伝えやすい手段にはなるのかもしれないが、この手段はまだインターネット上で行うことが出来ない。つまり④の手段だと実際に会える人としかコミュニケーションを取ることが出来ないという限界がある。
しかし①~③の手段は違う。これらはインターネット上で行うことが出来るため、インターネットに繋がる環境内にいる人とならば、例えそれが地球の反対側であっても密なコミュニケーションを取ることが出来る。
①と②の手段も相手と物理的に離れてても十分行える手段なのだが、動画にはどうしても敵わないと思う。
「百聞は一見にしかず」という言葉が意味するように、動画の表現力は活力や静止画による情報伝達力との比較でも超越して優れ、その差は5,000倍とも言われています。例えばその場の雰囲気や臨場感、細かい説明が必要な新製品、機能の説明など、動画を利用することにより、分かりやすく相手に伝えることが出来る。
従来のウェブサイトの広告宣伝やホームページの表現は、テキストやバナーやイメージ画像などの静的な表現が主流だった。しかし最近ではブロードバンドの普及により通信環境も整い、動画映像を快適に提供することができる様になってきた。 こうした背景から、これまで優れた知覚メディアの代名詞ともいえるテレビなどによる映像表現を用いた情報発信を個人ツールとして簡単に導入できる時代となった。
私が現在注目しているサービスは「Ustream」や「Livestream」等に代表される動画のライブ配信サービスだ。
これらは動画や音声だけでなく、テキストも同時に活用し、相手へ伝えたい事を配信できるのだ。
このようなサービスを活用したコミュニケーションは多くの人々へ情報を発信できるという点も踏まえれば、実際に会って話す手段よりも効果的である場合もあると言える。
冒頭で「人が人と出会い、コミュニケーションを取る事で新しい何かが生まれる」と述べたが、物理的に人同士が会って話さなくても、世界を変えうる新しい何かが生まれる時代になったと私は思う。
例えばUstream上で人と人が「出会い」、新しいアイディアが生まれ、それがある業界では革命を起こす可能性はもう十分にある。
“インターネット上で完結するものは機械的になってしまい人間らしくない” という意見を誰かが言っていたが、そんな事はないと反論したい。
ソフトバンクの孫さんも言っていたようにtwitterのTLを見て感動して涙を流す人もいれば、Ustream上で出会い、素晴らしい経験をする人だって必ずいると思う。
何より、人が作り出したツールを使用してコミュニケーションを取ることが機械的だと思われる意味が分からない。
これだけ通信環境の整った国が増えてきた今、動画を使ったコミュニケーションはどんどん増えていくと予想される。
つまり、国境を気にせずにあらゆる人々と「出会い」、密なコミュニケーションを取ることができるようになったのだ。後は人が勇気を持って殻を破り、今まで関わったことがないような人とコミュニケーションを取ることが出来れば、まだこの世には存在しない新しい「何か」が多く生まれると思う。
そしてそれが世界を更に進化させるだろう。
という事で自分もこれからは出来る限りこの新しい情報発信ツールを活用し、今まで関わったことのない人々と積極的に動画を活用した「密なコミュニケーション」をとりたいと思う。